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NFLグリーンベイ・パッカーズの応援ブログです。試合結果のまとめや英記事の翻訳をしています。

【NFL2019 ディビジョナルプレイオフ 試合結果】グリーンベイ・パッカーズ vs シアトル・シーホークス

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GB 28 - 23 SEA

なんとかシーホークスの反撃を食い止め、チャンピオンシップへ駒を進めました!

グリーンベイ・パッカーズは、チームにとってプレイオフ1戦目となるシアトル・シーホークスとのディヴィジョナル・プレイオフに勝利しました。

結果1ポゼッション差に収まる結果には、「やはりシーホークス」という感じで、前半終了時点でリードしていた頃も安心感はなかったです。

簡単ではありますが試合を振りかえってみましょう。プレビューが未読の方は、ぜひそちらもご覧ください。

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ハイライト動画

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試合展開

前半

パッカーズのリターンから始まったこの試合。

いきなりRBアーロン・ジョーンズ(33)が23ヤードのランを決めると、3rd&8からTEジミー・グラハム(80)へのパスを決めてレッドゾーン付近へ進みます。

そして残り20ヤードの3rd&7から、QBアーロン・ロジャース(12)からWRダバンテ・アダムス(17)へのTDパスが繋がります! 最初のドライブでTDを奪う、非常にいい展開となりました。 【GB 7 - 0 DET】


変わってシーホークスの攻撃。いきなり最初のスナップでTEホリスターのファンブルがありましたが、レフェリーの判定ターンオーバーとならず。

しかしシーホークスの攻撃をスリーアンドアウトに抑えます。RBマーション・リンチのランを完全に止めていたのが大きかったです。

しかしパッカーズもその後は攻撃が沈黙すると、QBラッセル・ウィルソンからWRタイラー・ロケットへのパスがとうとう決まり、第1クォータ終了直前にシーホークスがFGを奪う展開となりました。 【GB 7 - 3 SEA】


第2クォータに入ってパッカーズの攻撃。ここでWRアダムスへのパスが冴え渡ります。

相手のパス・インターフェアランスなどもあって、エンドゾーン1ヤード前まで攻め込むと、3rd&1から最後はRBジョーンズ! TDを奪い、リードをさらに広げます。 【GB 14 - 3 SEA】

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しかしシーホークスも、ウィルソンのパスが調子よく決まります。WRロケットへのロングパス、メットカーフへのミドルパスでFG圏内まで侵入。

自陣28ヤード、2nd&4。ここでOLBザダリアス・スミス(55)に待望のサックが出ます。

次のスナップでパスを失敗したシーホークスは50ヤードFGを選択するも、Kマイヤーズは右に外してしまいます。結果としてZスミスのサックが大きく影響しました。


この流れをパッカーズは見逃さず、自分たちの流れに持ち込みました。

レギュラーシーズン終盤に加入してリターナーとして活躍したRBタイラー・エルビン(32)のエンドアラウンドで大きくゲインすると、その後も着実に着実に攻撃を進めます。

そしてまたもやエンドゾーンまで1ヤードというところで、RBジョーンズの2つめのTDラン! この大一番で大きく差をつけ、前半を折り返します。 【GB 21 - 3 SEA】

後半

3ポゼッション差をつけられたシーホークスでしたが、レギュラーシーズン同様、ここから反撃の姿勢を見せます。

ウィルソンのスクランブルでフィールド中央に攻め込むと、マットカーフ、ロケットにパスを繋げてエンドゾーン手前まで。

最後はRBリンチが力づくでエンドゾーンに攻め込み、この試合はじめてのTDを記録します。 【GB 21 - 10 SEA】

しかし今日のパッカーズはモメンタムをそう簡単には渡しませんでした。

3rd&6でグラハムに完璧なパスを決めると、次の2nd&6でアダムスのランアフターキャッチですぐさまTDを返します。 【GB 28 - 10 SEA】

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モメンタムは渡さない!


しかしシーホークスもここで試合を捨てるようなチームではありません。

最初のスナップ以外はすべてのプレイでゲインするなど着実に陣地を広げてくると、最後はロールアウトしたウィルソンからロケットへ7ヤードのTDパスを決めて、またもや点差を縮めます。 【GB 28 - 17 SEA】

さらにパッカーズのオフェンス陣も負けじと反撃したいところを、シーホークスのディフェンスにサードアンドアウトに抑えらてしまい、11点差をつけてはいるものの嫌な流れで第3クォータが終了しました。


この流れをシーホークスが見逃すはずはありません。最終クォータもシーホークスの反撃は止まりません。

ウィルソンは誰も止められない状態でした。どれだけパスラッシュをかけようとスルリとかわしてしまい、パスを決めていく。

そしえエンドゾーン直前まで攻め込むと、最後はリンチがまたもや力づくで押し込んでいきます。これでとうとう5点差になってしまいます。 【GB 28 - 23 SEA】

当然ながら3点差にしたいシーホークスは2ポイント・コンバージョンを狙います。

ここで活躍したのがCBジャイア・アレクサンダー(23)。大外から仕掛けたブリッツに、リンチがまったく反応できず、一直線にウィルソンを捉えます。勝負を大きく左右するサックでした。


とはいえ残り時間は9分以上あるため、最低でもFGを決めてリードを広げたいパッカーズの攻撃。

厳しいシチュエーションが続きながらもなんとかフィールド中央を超えて敵陣へ進んでいきます。

しかし敵陣40ヤードで迎えた3rd&9。ここで手痛いサックをくらってしまいます。FGのチャンスも完全に消えてしまい、相手にボールを渡す展開となります。


残り時間は5分弱。いきなりロケットにパスを決めて、このドライブもウィルソンを止めることは難しそうな気配がしてきました。

しかし次のスナップでWRターナーが落球してしまうと、次のパスもランアフターキャッチを防ぎ、3rd&5のシチュエーションを作ります。

誰もがOLBプレストン・スミス(91)に期待していたでしょう。TEホリスターのブロックを振りほどくと、ウィルソンめがけてタックル! 値千金のサックを記録します。

押し戻されてしまう展開となったシーホークスですが、今になって振り返るとここで4thギャンブルを仕掛けなければいけませんでした。


残り2分32秒で攻撃権を手にしたパッカーズ。なんとか時間をつかいつつ、できれば得点したい状況です。

しかし1stダウン、2ndダウンを止められ、レギュラーシーズンからずっと悩んでいた3rdロングのシチュエーションを作ってしまいます。

ですが今日のロジャース、そしてアダムスは完全にこれまでと違っていました。完璧なルートランに完璧なパスで、32ヤードのパスキャッチに成功します。

そしてシーホークスのタイムアウトを消費させて迎えた2ミニッツ・ウォーニング後に、とうとう試合が決着します。

ロジャースからグラハムへのパスは、ファーストダウンのラインをギリギリ越えたと判定されます。

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オフィシャルレビューでも、あらためて1stDOWNと判定されました

こうしてウィルソンに逆転のチャンスを与えることなく、チャンピオンシップへの道を切り開きました。

スタッツ

WRアダムスがキャリアハイ(プレイオフ史上かも)の160ヤードキャッチを記録するなど、オフェンスは非常によい成績でした。

QBロジャースもレーティング113.7(QBRは84.7)で、レーティング以上に素晴らしいプレイが多く見られました。

RBジョーンズは平均3ヤードのランで平凡な数字でしたが、これは仕方ないかもしれません。おそらく次戦も厳しいスコアになることでしょう。

ディフェンス面ではスミス・ブラザーズがそれぞれ2サックを記録し、しかもそのシチュエーションも良かったですね。

またDTケニー・クラーク(97)もサックを決めており、安定した成果を挙げています。

感想

プレイオフに突入して、ロジャーズ、ジョーンズ、アダムス、グラハム、Pスミス、Zスミスたちスタープレイヤーが最高のプレイを見せてくれていることが、とても頼もしいです。

とくにロジャースの調子が上向いているように感じるのがいいですね。「ここしかない!」というところにパスが決まっていました。

一方でシーホークスは、本当に敵として怖いチームでした。どれだけリードしていても、最後にはウィルソンがきっちり追いついてくるので。

そういう意味では、シーホークスが序盤にランプレーを多く選択したことに助けられました。最初からパス一辺倒でこられていたら、より厳しい戦いになっていたと思います。

チームとしても成熟していますし、ランニングバックが復活する来シーズンもまたプレイオフまでは進出することでしょう。


来週はカンファレンス・チャンピオンシップで、サンフランシスコ・49ersと対戦します。

49ersにはWeek12で完膚なきまでにやっつけられていますが、リベンジも兼ねて今度は打ち負かしたいですね。

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ちなみにAFCは、ボルティモア・レイブンズがテネシー・タイタンズにまさかの敗北、カンザスシティー・チーフスがヒューストン・テキサンズに劇的な逆転勝利、とそれぞれ見たことのないような試合になりました。

NFC所属チームのファンとしては、最後にレイブンズを倒してスーパーボウルリングを獲得するものと思っていましたが、、、何が起こるかわからないですね。

AFCのチャンピオンシップは、「勢いづいたタイタンズをチーフスが止められるか」というな展開になりそうです。


そしてそれはパッカーズも同じです。前評判がどれだけ悪かろうが、スーパーボウルへ進むのはパッカーズであると強く信じ、応援しましょう。 Go, Pack, Go!