PACKERS FUN

NFLグリーンベイ・パッカーズの応援ブログです。試合結果のまとめや英記事の翻訳をしています。

【NFL2019 Week14 試合結果】グリーンベイ・パッカーズ vs ワシントン・レッドスキンズ

GB 20 - 15 WAS

3勝9敗のワシントン・レッドスキンズを相手にかなり苦しい戦いではありましたが、なんとか勝ちきりました。

先日のプレビューでは「地上戦がカギになる」と予想しましたが、空中戦もふくめてRBアーロン・ジョーンズ(33)の大活躍がありました。

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試合展開

前半

レッドスキンズの攻撃は、想像していたようにRBエイドリアン・ピーターソン、そしてRBデリウス・ゲイスのランから始まります。これをラインバッカー陣がきっちり守りきり、いきなり3rd&9のシチュエーションをつくります。

するとDTケニー・クラーク(97)のサックが炸裂! チーム全体として違いを見せつけるようなドライブとなりました。

一転してパッカーズの攻撃は中央から。QBアーロン・ロジャース(12)からTEジミー・グラハム(80)へのミドルパスを難なく決めてレッドゾーンへ攻め込むと、3rd&6の場面でロジャーズはあわやサックというピンチを回避してスクランブル。敵陣13ヤードまで侵入します。

そしてきっちり締めるのは、本日の主役であるRBアーロン・ジョーンズ(33)。パスレシーブで9ヤードを進むと、残りの4ヤードはランで中央突破! 先制点をとります。【GB 7 - 0 WAS】


一方のレッドスキンズは流れをつくることがまったくできません。いきなりセーフティのSアドリアン・アモス(31)にサックを喰らうと、このドライブもすぐさまパントになります。

次のパッカーズの攻撃はLBライアン・ケリガンに抑えられてしまいますが、さらにその次のレッドスキンズの攻撃もすぐさまパントになど、パッカーズは3rdダウンを1回も成功させない完璧なディフェンスを見せます。

その流れで試合を早めに決めにかかりたいパッカーズ。10ヤードほど稼ぐパントリターンで中央付近からの攻撃を始めると、TEグラハムへの25ヤードパス、そしてRBジョーンズの16ヤードランと勢いづきます。最後はQBロジャースからTEロバート・トンヤン(85)への12ヤードTDパス!

2年目のタイトエンドであるトンヤンにとって、選手としては2回目、今年はじめてのTDパスとなりました。【GB 14 - 0 WAS】


第2クォータに入り、流れをすこしでも取り戻したいレッドスキンズは、LBカイラー・ファクレル(51)のペナルティをきっかけに初めてのファーストダウンを得ると、パスもようやく決まってきました。

パッカーズはこのドライブを自陣47ヤードのFGギリギリ圏外で止めて、次の攻撃ではRBジョーンズの41ヤードランでフィールド中央まで陣地を回復するも、その後攻撃が続かずにパントで攻撃権を返すことになりました。

ここでレッドスキンズのランプレーが勢いをつけてきます。RBガイスの連続ランで敵陣43ヤードまでたどり着くと、今度はRBピーターソンも走ってレッドゾーンまで侵入します。

そしてSアモスのファンブル・リカバリーが判定で覆ってしまった直後。とうとうQBハスキンズからWRケルビン・ハーモンへのパスがヒットしてしまいます。そしてエンドゾーンまで残り2ヤード。最後はRBピーターソンにTDランを許します。【GB 14 - 6 WAS】


相手との力量差を考えるとTDでお返ししておきたいパッカーズは、残り3分半から時間をうまく使いながら4thダウンギャンブルも成功させてレッドゾーンまで侵入していきます。

しかし迎えた1st&10でLBライアン・アンダーソンにサックを喰らうと、そのままボールを奪い取られてしまい、まさかのファンブルで攻撃を終えます。

残り時間は1分。ここでパッカーズのディフェンス陣が耐えます。FG圏内直前までは攻め込まれるものの、QBハスキンズからWRハーモンへ投げられたロングパスをSアモスがインターセプト! 大きな波乱を起こされないようコントロールして前半戦を終えます。

後半

後半のパッカーズの最初のドライブはRBジョーンズが活躍します。

ゲインに成功した7プレイのうち、2つのパスレシーブをふくむ6プレイがジョーンズによるものでした。TDまでは進めなかったものの、まずFGを奪い2ポゼッション差をつけることに成功します。【GB 17 - 6 WAS】


つづくレッドスキンズの攻撃は、ケニー・クラークのサックもあってパントにさせたものの、そのあとのパッカーズの攻撃も伸びず、すぐに攻撃権をレッドスキンズに返すこととなりました。

するとレッドスキンズも意地を見せます。RBピーターソンのランを中心に、WRシムズのパスレシーブでファーストダウンを奪います。

さらにはCBトラモン・ウィリアムズ(38)のパス・インターフェアランスも響いたか、このドライブでFGを決められてしまい、すぐさま1ポゼッション差に戻ってしまいます。【GB 17 - 9 WAS】


試合は第4クォーターへ突入します。

もう一度突き放しておきたいパッカーズ。ジョーンズへの惜しいロングパスもありましたが結果としてはパントになってしまいます。

しかしここでもディフェンス陣がモメンタムを手放しません。RBピーターソンのランを3,4ヤードほどのゲインに抑え込むなど、ビッグゲインを許さずにレッドスキンズのオフェンスをパントに抑えます。

ここでディフェンスの頑張りにQBロジャースが応えます。サックを受けるなどして迎えた3rd&14。ノーバックの体型からQBロジャーズが選んだのは、今試合で絶好調のRBジョーンズ! ワイドレシーバー顔負けのパスレシーブを見せてファーストダウンをとります。

さらに中央付近で迎えた2nd&6。1バックからロジャースからWRジェロニモ・アリソン(81)へのミドルパスがヒット!

さらにアリソンは、驚異的な切り返しでランアフターキャッチを見せます。しかしCBモローにタックルを喰らい、まさかのファンブル! 一気に大ピンチに、、、と思いきや、キャッチ時にニーダウンしていたおかげで11ヤードゲインと判定してもらいます。

このあとジョーンズのランもあり敵陣15ヤードまで攻めるものの、4th&1となったパッカーズは安全にFGを決めて2ポゼッション差をつけることを選択しました。【GB 20 - 9 WAS】


直前のパッカーズが7分半を使ったことで残り時間は2分半。レッドスキンズはとにかくこの攻撃をすぐに得点へ結びつける必要があります。

ここでQBハスキンズの集中力が光ります。ルーキーのWRマクローリン、ゲイスが怪我でアウトしたことによって出場しているRBトンプソンの2人にどんどんパスを通します。

最後はWRマクローリンの、敵ながら惚れ惚れするワンハンドキャッチ。わずか1分17秒でこの試合はじめてのTDを決めます。【GB 20 - 15 WAS】

3点差にするため、当然2ポイント・コンバージョンに挑むレッドスキンズ。ここでQBハスキンズが飛び込みますが、パッカーズディフェンスはここを守りきります。


そして勝負はオンサイドキックまで持ち込まれます。ホプキンスの蹴ったボールは、、、WRダバンテ・アダムス(17)がキャッチ!

この試合あまり目立つことのなかったエースレシーバーですが、試合の幕を下ろす働きを最後に見せました。

スタッツ

オフェンス面では、とにかく今試合はRBジョーンズでした。走っては合計134ヤード(平均8.4ヤード)。レシーブもチーム最多の6回で58ヤード獲得と、あわせて192ヤードを一人で獲得しました。

チームとしてはランが174ヤード、パスが167ヤードの計341ヤードですから、ジョーンズの活躍がどれだけのものか数字上でもよく分かります。

一方で反省点も当然あり、ロジャーズは前半こそ110を超えるパサーレーティングでしたが、試合終了時点では96.6に落ち着きました。別にマズい数字ではないのですが、ロジャースには3ケタ以上を期待してしまいますね。

また4thダウン成功率は2回中2回と勝負強さは見せつつも、それは3rdダウン成功率が13回中5回(38%)であることの副産物です。


ディフェンスに目を向けると、Sアドリアン・アモス(31)がMVPでしょうか。前半は彼のサックとインターセプトによって流れをレッドスキンズに渡しませんでした。

チームとしてはサックも4つ決め、ランとパスふくめた喪失ヤードは262ヤード。しっかりと試合をコントロールしてくれました。

スペシャルチームは、今回も安定していたのではないでしょうか。Kメイソン・クロスビー(2)は今日もしっかり2ゴールを決めましたし、今試合はリターナーのRBタイラー・エルビン(32)がよかったです。

感想

先日紹介したESPNの予想もあって、もっと余裕で勝つと思っていたので、後半はちょっと嫌な想像をしてしまいました。2ポイント・コンバージョンが外れて真っ先に思ったのは「これでレッドスキンズが完璧な攻撃してきたら逆転負けか〜」っていう、かなりネガティブですね(笑)。

そういう意味で第1クォーターに2TDを決めておいたのは大きかったです。またRBジョーンズのおかげでFG圏内まで進むor陣地を回復することもできていたと思います。

またプレイオフを見据えると、なんといっても怪我なく試合に勝つことができたのが非常に大きかったですね。大事なのは勝つことであって、12月はもう「中身が〜」なんて言っていられない時期であると思っています(そう思わないと、他チームたちのとんでもないプレイを見たときに落ち込みそう)。


レッドスキンズですが、最終ドライブのハスキンズのプレイを見て「夏休みの宿題を最終日に終わらす人」のようなイメージを持ちました(笑)。

あれぐらいの判断力や思い切りが序盤から出ていたら、よりヤバい展開になっていたと思います。

「たられば」で言えば、RBガイスが途中でアウトになってしまったのもレッドスキンズにとっては辛いことでした。そこからはRBピーターソンがひたすら走っていましたが、やはり一人だとプレーの幅などを含めても辛そうでしたね。

またWRマクローリンは試合展開でも取り上げたように、TDパスのワンハンドキャッチが素晴らしかった。もうちょっと重要な試合で見てみたい選手です。

そんな感じで今年はすでにシーズン終了となっているレッドスキンズですが、QBそして2番手、3番手のWRの成長があれば、来季はもうすこし期待できるのではないかと感じました。


とにかく、これでパッカーズは10勝3敗。他試合の結果によっては地区優勝そしてNFC第2シードも見えてくるようになりました。

次戦からはベアーズ、バイキングス、ライオンズとの同地区3連戦。

このまま全部勝ってプレイオフへ進みましょう!