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NFLグリーンベイ・パッカーズの応援ブログです。試合結果のまとめや英記事の翻訳をしています。

【NFL2019 Week13 試合結果】グリーンベイ・パッカーズ vs ニューヨーク・ジャイアンツ

GB 31 - 13 NYG

グリーンベイ・パッカーズは、ニューヨーク・ジャイアンツ相手に地力の差を見せつけ、しっかりと勝利を掴みました。

とくにQBアーロン・ロジャース(12)とジャイアンツQBダニエル・ジョーンズ、そしてレシーバー陣の違いがハッキリと出た試合だと思います。

そして先日書いたプレビューの通りに進んだ試合でもあり、きちんと相手の分析をした甲斐があったなと感じています。

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試合展開

前半

先行はジャイアンツから。RBセイクワン・バークリーのランプレーを止めて迎えた3rd&1。DTケニー・クラーク(97)の素晴らしいタックルが決まり、最初のドライブはファーストダウンを奪われずにパントに抑えます。

先週の無残な記録を一刻も早く消し去りたいパッカーズとロジャース。2nd&3から、早速WRアレン・ラザール(13)へ43ヤードのロングパス! すぐさまレッドゾーンへ侵入します。

しかしその後3rd&8と、嫌な記憶が蘇ってくる3rdロングとなります。ここで活躍したのがエースレシーバーのダバンテ・アダムズ(17)。上手くマークを外すプレイでファーストダウンをとります。

そのつぎのプレイでは、エンドゾーン手前のパスをキャッチ。そのまま両手を伸ばし、ボールだけエンドゾーンを追加させてTD! 幸先のいいスタートを切ります。【GB 7 - 0 NYG】


プレーオフの可能性がないジャイアンツを相手に、このまま一方的に試合を進めることを期待しましたが、ジャイアンツもこの試合を簡単に捨てるつもりはないようです。

ルーキーのTEケイデン・スミスの活躍、そして4thダウンギャンブルの成功と勢いに乗りながら、最後はWRスターリング・シェパードへのロングTDパス! すぐさま同点に追いつきます。【GB 7 - 7 NYG】

いきなりビッグプレイを許してしまったパッカーズではありますが、スナップごとのプレイは安定しており、個人的には結構安心していました。


この安心感を強めたのが次のパッカーズのドライブです。ロジャースのスクランブルで敵陣まで進んだあと、敵陣37ヤードで2nd&1を迎えます。

ここでまたもやラザールへのロングパスが成功! これがTDパスとなり、再度1ポゼッション差をつけます。【GB 14 - 7 NYG】

このプレイは本当に大きかったですね。ラザールが相手Sアントワン・ベセアに完全に勝った瞬間を見て、この試合の主導権を握った感じがしました。


もう一度追いつきたいジャイアンツですが、パッカーズはしっかりとバークリーのランプレーを押さえ込みます。

そして迎えた3rd&10。パスラッシュでプレッシャーをかけられたQBジョーンズからWRダリアス・スレイトンへ投げたパスを、CBケルビン・キング(20)がインターセプト! 今度はディフェンスのビッグプレイが飛び出しました。

これをタッチダウンに結びつけ一気に試合の流れを決めたいパッカーズですが、さすがにそこまで思い通りには進みません。このドライブはFGとなります。【GB 17 - 7 NYG】


つぎのジャイアンツのドライブ。ここもきちんとパントに抑えてすぐに攻撃権を取り戻したいパッカーズですが、今年のドラフト1巡目であるQBジョーンズも意地を見せます。

OLBザダリアス・スミス(55)の素晴らしいディフェンスで3rd&1のランプレーを止めると、ジャイアンツはまたも4thダウンギャンブルを選択。これをQBジョーンズの中央突破でファーストダウンにつなげると、その次も4thダウンギャンブルでジョーンズが右サイドへ走り込みます。

このときのジョーンズは、QBとして思うような結果を出せない中でもチームを先導していくためのメッセージを発していたように見えました。敵ながらカッコいいルーキーQBです。

しかしパッカーズディフェンスも粘ります。エンドゾーン近くまで進められるもののエンドゾーンは守り抜き、このドライブをFGに抑え前半を終えます。【GB 17 - 10 NYG】

後半

試合内容にしては点差がつかずに終わった前半。後半開始すぐに点差をつけたいパッカーズでしたが、いきなり3rdロングに追い込まれてしまいます。

しかしここでもラザールが活躍を見せます。相手ディフェンスのカバレッジのスペースを上手くついてパスコースを作り、ファーストダウン。しかしこのドライブはパントに抑えられます。

こうなるとディフェンスに期待せざるをえませんが、ジャイアンツも粘り強く進んできます。3rd&12の厳しい状況で、QBジョーンズからWRコーディー・ラティマーへ43ヤードのロングパスを成功。このドライブもFGにつなげて、このゲーム最小差の4点差となりました。【GB 17 - 13 NYG】


このドライブは最低でもFGがほしいパッカーズ。相手のパス・インターフェアランスもあって敵陣35ヤードまで進み、4thダウンを迎えました。

Kメイソン・クロスビー(2)の出番だろうと思っていると、ここでまさかの4thダウンを選択。ここでロジャーズが選んだのはWRジェロニモ・アリソン(81)!  相手LBマーカス・ゴールデンにヒットされながらも、ロジャースは完璧なパスを通しました。キャッチしたアリソンも素晴らしい!

このままエンドゾーンまで後1ヤードと進んで最終クォータをむかえるパッカーズ。しかしここからが大変でした。

RBアーロン・ジョーンズ(33)のランは3ヤードのロス、TEロバート・トンヤン(85)のホールディングで10ヤードロス、同じくジョーンズへのショートパスが3ヤードロスと、3rd&GOALの状況ながら敵陣17ヤードまで離れてしまいます。

しかしジャイアンツにはなくてパッカーズにあるのがエースレシーバー。素晴らしいルートを走って相手CBをかく乱したダバンテ・アダムスにパスが吸い込まれ、タッチダウン! 最終クォーター残り14分という時間帯に2ポゼッション差をつけます。【GB 24 - 13 NYG】


ジャイアンツの攻撃は自陣22ヤードから。バークリーのランも出だしつつ、敵陣45ヤードまで攻め込んできます。

しかしここで手痛いミスが出てしまいます。QBジョーンズのハンドオフがファンブルになってしまい、3rd&18という辛い状況を自らつくってしまいます。

なんとか得点圏まで進みたいジョーンズですが、ここでまたもやプレイが雑になってしまいます。WRシェパードめがけて投げたパスは上空を通過し、 Sダーネル・サヴェージ(26)へ! パッカーズにとっては非常に大きなインターセプトとなりました。


敵陣43ヤードから攻撃を開始するパッカーズ。RBジョーンズ、WRアリソンの活躍もありレッドゾーンへ侵入したあとの3rd&9。またもやダバンテ・アダムスがパス・インターフェアランスを誘い出し一気にエンドゾーン2ヤードまで進みます。

仕上げは、TEマルセデス・ルイス(89)への1ヤードTDパス! 2006年からジャガーズで12年間プレイして2018年からパッカーズに加入したベテランのタイトエンドが、パッカーズでは初めてのTDでこの試合を終わらせました。【GB 31 - 13 NYG】

このあとさらにCBトラモン・ウィリアムズ(38)がダメ押しのインターセプトを決め、この点差のまま試合は決着しました。

スタッツ

まずオフェンスについて。チームとしては平均的な成績でしたが、サンフランシスコ・49ers戦から見ればパーフェクトな結果とも言えます。

3rdダウン成功率が13回中7回と50%を上回ったことも、まずはよかったです。QBアーロン・ロジャースのレーティングは125.4。


そして今日の主役であるWRアレン・ラザール様。3回のキャッチながら103ヤードを獲得と、2番手のレシーバーの地位を完全に築いたように思います。このまま何年も活躍してくれるプレーヤーになることを祈りましょう。

WRダバンテ・アダムスも最多6回のパスキャッチで2TDとキッチリ役目を果たしてくれましたし、WRアリソン、TEジミー・グラハムも及第点の成績かと思います。

RBはジャマール・ウィリアムス(30)が地味に活躍したことがスタッツにも現れています。ランは合計41ヤードと平凡ですが、パスキャッチも4回成功しました。

オフェンスラインは完璧でしたね。試合に出れるか不安だったTブライアン・ブラガ(75)ですが、ほとんどのスナップでRTを務めてくれました。無理した出場でなければOKです。


ディフェンスはオフェンス同様、チーム成績は褒められたものではありませんが、要所を締めたおかげで13点に抑えることができました。

個人ではILBブレイク・マルティネス(50)とOLBザダリアス・スミス(55)の頑張りが印象的でした。

マルティネスは10回のタックルは10回を記録し、ザダリアス・スミスはサックこそありませんでしたがQBヒット5回とQBダニエル・ジョーンズに大きくプレッシャーを与え続けていました。

DB陣はCBケルビン・キング(20)がちょっと狙われていた気もしますが、パスディフェンスは2つを記録し、インターセプトも1つ積み重ねました。


スペシャルチームは相変わらず(であることに最大限のリスペクトを送ります)クロスビーがしっかりとFGを決め、パンターのJ.K.スコット(6)も叱られるような成績ではないように思います。

感想

最初に語った通り、プレビューで考えたことがある程度当たったので、まずは「真面目に試合を見ている結果が出てきたな」と自分を褒めてあげたいです(笑)。

あらためてコメントに戻ると、QBとWRの質の差がハッキリ出た試合だったように思います。とくにクォーターバックです。

総獲得ヤードは変わらないのにこれだけの差が出たのがインターセプトの数によることなのは間違いないです。インターセプトの数がそのままポゼッション差に結びついています。

ベアーズ戦でも見せていたようにジャイアンツのQBジョーンズは、プレッシャー時の判断面が弱点であるように感じました。一方でロジャースは3rdダウンを失敗することは多くともインターセプトは全くありません。

そしてこの差は、レシーバー陣の能力差もある程度影響しているように感じます。もしジャイアンツのWRにゴールデン・テイト、TEにエバン・エングラムが参加できていたら、ジョーンズももう少し気楽にパスを投げられたのではないでしょうか。


そういう意味では、勝ったあとなので思いっきり言えますが、きちんとメンバーが揃ったうえでジョーンズがここから成長を見せれば、ジャイアンツは面白いチームになっていくんじゃないかと感じました。

そして今のジャイアンツの姿は、ロジャース引退後のパッカーズの未来図のようにも見え、ちょっと寂しい気持ちになったことも事実です。


なにはともあれグリーンベイ・パッカーズは、NFC北地区の首位を守りました!

今週の他試合はマンデーナイトのミネソタ・バイキングス対シアトル・シーホークスに注目です。今日のレイブンス対49ersの裏に隠れていますが(楽しみなのでまだ結果を見ていません。正直言ってどちらもスーパーボウルに出そうなので・笑、ちゃんと観ておきたい)、これがNFCチャンピオンシップの組み合わせになる可能性だってあります。

とはいえ他所は他所です。この調子で次週のワシントン・レッドスキンズにもサクッと勝ちましょう!!