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NFLグリーンベイ・パッカーズの応援ブログです。試合結果のまとめや英記事の翻訳をしています。

【NFL2019 Week10 試合結果】パッカーズ vs パンサーズ

GB 24 - 16 CAR

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現場の記事でいえば、"Packers passed the test." でしょうか。

残りゼロ秒を過ぎても勝ったかわからないような、たいへん息のつまる展開でしたが、なんとかパンサーズを下してバイウィークに突入することができそうです。

サンデーナイトでバイキングスも勝利したためゲーム差は変わりませんが、プレイオフは見えてきたのではないでしょうか。

それでは試合展開です。

試合展開

第1クォータ

パンサーズは初っ端からRBクリスチャン・マカフリーのランで攻めようとします。しかしパッカーズのディフェンスがよかった。どれも短い距離に押さえ、このドライブをパントにします。

パッカーズの攻撃。チャージャーズ戦の記憶を早く払拭したいパッカーズでしたが、WRアレン・ラザール(13) のキャッチミスもあり、ファーストダウンすらとれずパントに。

いい位置からの攻撃開始となったパンサーズ。ここでQBカイル・アレンからWRのD.J.ムーアへロングパス! 一気に敵陣15ヤードまで攻め込むと、最後はWRカーティス・サミュエルへのTDパスが決まってしまいます。【GB 0 - 7 CAR】

まだ試合序盤でディフェンスも悪くない状況でしたが先週の記憶がよみがえってきます。しかし今日はオフェンスの頑張りでこの嫌なムードを跳ね返します。

パス・インターフェアランスで自陣45ヤードから攻撃を開始すると、ジェイク・キューメロウ(16)、アレン・ラザール(13)、ダバンテ・アダムス(17) の3人のWRにパスを繋げながら敵陣5ヤードまで。最後は RBアーロン・ジョーンズ(33) が中央をつっきってタッチダウン! すぐさま同点に追いつきます。【GB 7 - 7 CAR】

パンサーズの攻撃。ここでとうとうマカフリーに18ヤードのロングゲインを許してしまうと、TEオルセンへのパスも決まるなど、レッドゾーン手前まで攻め込まれます。

しかしここからディフェンス陣が粘ります。マカフリーのランもパスも完璧に止めきり、見事4thダウンに持ち込みます。

第2クォータ

結局このドライブはFGとなり、パンサーズが3点のリード。【GB 7 - 10 CAR】

追う展開のパッカーズでしたが、WRラザールのパス・インターフェアランスを取られてしまい、あっけなくこのドライブはパントに。

自陣45ヤードからの攻撃となったパンサーズでしたが、ここでQBアレンのミスが飛び出ます。スナップをキャッチしそこねてしまいファンブル。そこに飛び込んだのはDLモントラビアス・アダムズ(90)

一気にモメンタムを引き寄せたいパッカーズは、とうとうQBアーロン・ジョーンズ(12) とダバンテ・アダムズのホットラインが開通します。狙いすましたパスは肩越しにアダムズへ通り、37ヤードのロングゲインで一気にレッドゾーンへ侵入すると、ディフェンス側の反則もありエンドゾーン1ヤード手前まで。

最後はまたもやアーロン・ジョーンズ! パンサーズのミスを突いて逆転に成功しました。【GB 14 - 10 CAR】

この流れにディフェンス陣も応えます。パンサーズにファーストダウンを許しながらも3rd&7のシチュエーションを作ると、「待ってました!」と言いたくなる、LBプレストン・スミス(91) のサックが決まります! このドライブをパントにします。

残り時間は5分を有効に使いたいパッカーズ。しかし上手く進めず、自陣7ヤードで3rd&13を迎えてしまいます。そしてこの攻撃も失敗。

しかし今日の試合でも起こりました、神がかったイエローフラッグ。パンサーズのDTジェラルド・マッコイがラフィン・ザ・パサーをとられ、まさかのオートマチック・ファーストダウン。後々物議をかもすかもしれませんが、このときは本当に救われました。

なんにせよ攻撃を続けられることになったパッカーズですが、またもや3rdダウンの状況に。しかしここでまたもやロジャースからのロングパス! 取ったのはTEジミー・グラハム(80)! 一気に敵陣26ヤードまで攻め込みます。

2ミニッツ・ウォーニングを挟んで、じわじわとエンドゾーンへせまるパッカーズ。しかし残り時間8秒、3rd&7の状況からラザールへ投げられたパスは失敗となり、タッチダウンまではならず。FGの準備が始まります。

と思いきや、ここでまたパンサーズの反則がとられます。そしてパッカーズに与えられた状況は残り時間2秒で敵陣1ヤード!

予定通りFGで3点をとるか、残り1ヤードを突き進むか。

パッカーズが選んだのはロジャースでした。そして選んだプレイはRBジャマール・ウィリアムス(30) のランプレー!

しかしこれをパンサーズがなんとか阻止します。止めたのは、さきほど「不可解」ともいえる反則をとられたDTマッコイ。ここで意地を見せ、前半が終わります。

第3クォータ

後半はパッカーズの攻撃から。しかしいきなりサックを許すと、RTデビッド・バクティアリ(69) の反則もあり、2nd&26という絶望的な位置に動かされます。

しかし今日のパッカーズにはダバンテ・アダムズがいます。ロジャースから38ヤードのロングパスが見事ヒットし、中央付近まで進みます。

勢いそのままに、今度はアーロン・ジョーンズが25ヤードを走るロングゲイン。オフェンスラインの頑張りも光ります。

WRジェイク・キューメロウへのパスを通してレッドゾーンまで攻め込むと、最後はまたもやアーロン・ジョーンズ! 右サイドからエンドゾーンまで走りきりタッチダウン。パンサーズを突き放しにかかります。【GB 21 - 10 CAR】

攻撃権はパンサーズ。このドライブで1ポゼッション差にはしておきたいパンサーズは、マカフリー、D.J.ムーア、オルセンの3選手を中心に使い、パッカーズはレッドゾーンまで侵入を許してしまいます。

この攻撃をタッチダウンで終えたいカイル・アレンが選んだのはWRジャリアス・ライト。しかしここに反応したのが Sアドリアン・アモス(31) 。パスに手を当てると、跳ね上がったボールはCBトラモン・ウィリアムズ(38) の手中に! なんとこの攻撃をインターセプトし、ターンオーバーに成功します。

この試合はとにかくランによる貢献が大きかった。次の攻撃はジャマール・ウィリアムズが何度も走りFG圏内まで進むと、最後はFGで、この日最大の差となる14点差をつけます。【GB 24 - 10 CAR】

第4クォータ

第3クォータ残り1分からパンサーズの攻撃。なんとかトライをとって追い付きにかかりたいパンサーズは、WRのサミュエルやライトも使いながらレッドゾーンまで侵入してきます。

マカフリーのランでエンドゾーンまで3ヤード。この短距離ではマカフリーを止めることはできず、とうとうタッチダウンランにつなげられてしまいます。

さらにここでパンサーズが選んだのは2ポイントコンバージョン! プレビューで話していた通り、やはりパンサーズは仕掛けてきました。ここでアレンが選んだのはTEオルセン! しかしこの攻撃をしのいだパッカーズ。逆に8点差と、パンサーズにプレッシャーを与えることに成功しました。【GB 24 - 16 CAR】

残り時間は12分。ゆっくり進みながらFGを1本決めれば勝ちが近づくパッカーズ。しかしCBジャクソンがパスディフェンス2本の大活躍を見せ、残り時間9分でパンサーズに攻撃権を明け渡します。

こうなるとディフェンス陣を応援するしかない。最初のマカフリーのランをきっちり抑えると、その後のパスも完璧にストップ! 3rd&8というシチュエーションでやはり期待しない訳にはいかないでしょう。この日2度目となるLBプレストン・スミスのサック! 勝利の二文字が現実のものとなってきました。

残り時間は6分半。自陣42ヤードから攻撃を開始するパッカーズは、是が非でもFGを決めて試合を終わらせたいところ。しかしパンサーズのディフェンス陣もこのドライブをパントに押さえます(このドライブでは2回のディレイ・オブ・ゲームがありました。欲を言えば、これさえなければFG圏内まで進めたかも)。

攻撃権はまたもやパンサーズで、残り時間は2分25秒。このドライブでタッチダウンをとり、しかも2ポイントコンバージョンを決めなければ、延長戦に持ち込めません。

ここでアレンの「敵ながらあっぱれ」なパスが決まりまくります。すべての攻撃をショットガン体型からスタートすると、ひたすらパスを連発しながら、レッドゾーン付近の敵陣25ヤードまで攻め込みます。

しかしここで3回のパスを失敗して迎えた4thダウン。この日最高潮だと思われたランボーフィールドでもアレンは冷静でした。D.J.ムーアへのパスに成功し、ファーストダウンを獲得します。残り時間は32秒。

次の攻撃でも4thダウンを迎え、今度こそ最高潮だと思われたランボーフィールド。しかし今度はパトリック・スミスのオフサイドをとられてしまい、とうとう自陣2ヤードまで攻め込まれます。

この時点で残り時間は8秒。

1stダウン。アレンの最後の頼りはやはりマカフリーでした。右に走ったマカフリーへパスを投げますが、これは失敗。

ここで残り時間は2秒となります。

ラストプレイ。ここまでを見るかぎり、最後は絶対にマカフリーのランが来るだろうと思っていました。

同じことをパッカーズも考えていたのでしょうか。パンサーズのラストプレイはその通り、マカフリーのラン!

するっとDF陣を交わしてエンドゾーンに突入しそうになったところをギリギリで止めたのは、またもやプレストン・スミス! 必死で足にからみつき、それ以上の進行を防ぎました。

ちょうどエンドゾーンに差し掛かったかのようにも見えましたがタッチダウンの判定は、、、なし!

このあとオフィシャルレビューが挟まり、試合終了後も不安な時間を過ごすことになりましたが、パッカーズが見事勝利を手中に収めました。

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スタッツ

https://www.espn.com/nfl/boxscore?gameId=401127944

チーム成績。

ラン獲得ヤードにおいて、パンサーズの120ヤードに対してパッカーズは163ヤードと、お株を奪うようなスタッツになりました。

また点数的にはレッドゾーンに入ってからのタッチダウン成功率が、勝負の明暗を分けました(どちらも4回侵入しながら、パンサーズは2回、パッカーズは3回)。

個人成績。

ロジャーズはパス29回中17回成功でタッチダウンなし、QBレーティングは84.4。まあ仕方なし、というところでしょうか。

レシーバーはダバンテ・アダムズがチーム最多となる7回のレシーブ成功で合計118ヤード獲得。さっそくスターとしての仕事を果たしてくれました。

しかし今日の立役者はRBアーロン・ジョーンズでしょう。合計93ヤード、平均7.1ヤード獲得と大活躍してくれました。またジャマール・ウィリアムズもしっかり平均4.8ヤードを走ってくれて、頼もしいところ。

オフェンスラインは2被サックに抑えたり、ランプレーでは中央突破を何度も成功させたりと、前回の屈辱を見事払拭したように感じました。

ディフェンス面ではパトリック・スミスが2回のサックを記録。記録も素晴らしいですが欲しいところで得たサックだったので、実回数よりも高い評価を得てしかるべきかと思います。

そのほか CBケルビン・キング(20) が2回のパスディフェンスを記録。D.J.ムーアをしっかりと抑えたところが勝利につながりました。

スペシャルチームとしては、クロスビーがしっかり47ヤードのFGを決め、安定感を見せました。

感想

「パッカーズのブログを書こう!」と思い立った初戦が辛すぎる敗戦だったため今日も心配でしたが、無事勝ててよかったです。

何度も言われていますが今年はランプレーが出ることもあり、しかも2人のRBで攻められるので攻撃の幅がグンと広がったように思います。

個人的にはアレン・ラザールの成長に期待したいところです。今日は大事な場面での貢献がありませんでしたが、まだ2年目の23歳なので今年はさまざまな経験をしながら来年には一流のプレーヤーになってほしい。

パンサーズですが、RBのマカフリーを中心に、WRにはD.J.ムーア、TEにはオルセンと、それぞれに良いプレイヤーがいる、いいチームだと感じました。

控えQBだったカイル・アレンがここまで活躍できるのはパンサーズファンからすると嬉しい悲鳴ではないでしょうか。

キャム・ニュートンの怪我もけっこうヒドそうなので、来年以降も若いQBで戦うことを選ぶかもしれません。

次戦

来週はバイウィーク。そして次戦はサンフランシスコ・49ersです。

私がアメフトを見始めてからは強い印象のない49ersですが、今年はNFCリーグ首位をキープしています。

このWeek 10でシーホークスに敗戦してしまい無敗の記録は途絶えましたが、それでも8勝1敗。おそらく次戦のアリゾナ・カージナルスは勝つことでしょう。

勝てばリーグ首位に並びますし、負ければバイキングスに並ばれる可能性がある一戦。

すこし分が悪いように思いますが、バイウィークでしっかり準備をして是非とも打ち負かしてほしいと思います。